ダイエットはしたいけれど、運動は苦手…
何か運動に変わるカロリー消費方法があれば…
そう思った事はありませんか?
実は、お風呂の消費カロリーが運動と同程度だという事はご存知だったでしょうか。
とはいえ勿論、ただ普通に入ってるだけでは、微々たるカロリー消費です。
運動と遜色ない入浴方法は
高温反復浴
というもので、運動嫌いのダイエッターさんにとてもオススメなカロリー消費方法になります。
ここでは
- 高温反復浴とはどんな入浴方法なのか、メリットとデメリット
- 消費カロリーとダイエット効果
- 危険性や心臓への負担について
- 具体的なやり方と行う頻度・タイミング
- 成功者の痩せた口コミ
といった内容を紹介します。
高温反復浴とは一体どんな入浴方法?
高温反復浴とは、その名の通り
高温のお風呂に出たり入ったりと、反復して行う入浴方法
です。
普通、お風呂の温度は40度前後に設定をする事が多いかと思われますが、
高温反復浴のお風呂の温度は、およそ42~43度が最適とされています。
実践してみるとよくわかるのですが、高温のお風呂に浸かって出てを繰り返す事で
心臓がまるでマラソンをした後かのように、脈打つのを感じます。
そしてその結果、全身に血液が流れ、カロリー消費を促すというしくみです。
半身浴との違いは?
半身浴と反復浴、名前が似ているのでよくごちゃごちゃになってしまっている人がいますが、両者は全く違うものです。
半身浴は
下半身だけ(お腹あたりまで)長時間、38~39度のぬるま湯に浸かる入浴法
であり、直接的なカロリー消費はあまり期待できません。
しかし、リラックス効果や新陳代謝アップ、老廃物の排出など
間接的なダイエット効果が得られる入浴方法です。
一方で、高温反復浴は
肩まで短時間、42~43度の高温のお湯に浸かる入浴方法
となります。
まるで半身浴とは真逆ですね。
そして、得られる効果は直接的なカロリー消費に加え、
半身浴同様に代謝アップ、老廃物の排出なども期待できます。
それなら高温反復浴をやった方が全然オトク!と思うかもしれませんが、
高温反復浴にはメリットと同時にデメリットもあります。
それについても、ご紹介していきます。
消費カロリーはマラソンと同程度
高温反復浴で得られるメリットとは沢山ありますが、
やはり最大のメリットはと言うと、その消費カロリーの大きさにあります。
高温反復浴で一体どれほどのカロリーが消費できるのかというと・・・
マラソンと同等のカロリー消費(およそ10分で約80kcal程度)
といわれています。
高温反復浴は大体20分程度行うことになりますので、200kcal弱ぐらいのカロリーが消費できると考えられます。
しかし、これ以外にも
- 血流を促す
- むくみ改善
- 代謝アップ
など、直接的ではないにしろ、ダイエット効果は期待できる入浴法です。
また高温反復浴を行う事で、入浴後1時間は大幅に代謝がアップしている、とも言われています。
ですので入浴後にストレッチなどを行うと、より効果的ですよ。
高温反復浴は危険じゃない?心臓への負担は?
高温反復浴というと。
「危険じゃない?」
「急激な温度変化を与えて大丈夫なの?」
など心配に感じる点もありますよね。
確かに、高温反復浴は、とても効果的な入浴方法ですが、それに伴ったデメリットも生じます。
主なデメリットはと言うと
- 心臓や血圧に不安のある方は行ってはいけない
- 脱水症状のリスク
- 最低でも20分はお風呂場にいなくてはならない
- リラックス効果は無し
などが挙げられます。
特に気を付けたいのが、心臓への負担ですね。
健康な方が行う分には問題ないとされていますが、心臓に持病がある方などが行うと、思わぬ事態を招きかねません。
カロリー消費がしやすい反面、急激な温度変化が心臓に負担をかけてしまうのは事実です。
ご自分の健康状態をよく把握し、実践するようにしてください。
また、家族と同居をしている方は、なるべく最後に入るようにするなど
他の人に迷惑がかからないようにした方が、ストレスも少ないですよ。
高温反復浴のやり方
高温反復浴のやり方は、非常に簡単なので、誰でもすぐに覚える事ができます。
実践前の注意点
まず、大前提として、必ず水分を持ち込むようにしてください!
入浴中は大量の汗をかき、心臓がバクバクいうのを感じ、
まさにマラソン中のランナー状態になります。
そんな中、水分がないと途中で心が折れてしまいますので…。
また先程紹介した通り、無理して行うと、脱水症状のリスクがあります。
必ず忘れないようにしましょう。
ダイエット方法
さて、高温反復浴の詳しいやり方をご説明します。
- 身体を洗う(3分)
- 42~43度のお湯に、肩までつかる(5分)
- 湯船から出て、頭を洗う(3分)
- 再び、湯船に肩までつかる(3分)
- トリートメント、コンディショナーをする(3分)
- 湯船に肩までつかる(3分)
- 顔を洗う(5分)
- 湯船に肩までつかる(3分)
- ぬるま湯で身体を冷ます(3分)
といった具合です
洗う順番は好きなように変わっても構いません。
とにかく、
- 1番最初の湯船には5分浸かる
- その後は、3分ごとに休憩と湯船に浸かる
- 必ず湯船に入る際は肩まで
- こまめな水分補給
この4つを守っていれば、手順の順番変更は問題ありません。
また、一番最初に身体を洗うことで、予め身体をほんのり温めておく事ができます。
次の段階の5分入浴の時の準備運動にもなり、湯船も汚さないのでオススメです。
最初はさほど温まった、という感じがないかもしれませんが、
2回目の湯船を終えたあたりから、体を動かすのが本当に辛くなります!
なので洗い残しや、すすぎ残しに注意してくださいね。
よりダイエットに効果的な方法
高温反復浴をする際、より効果を高める方法として
- 炭酸水を持ち込む
- 炭酸の力が、血流を多く促す&胃腸の刺激に
- 入浴剤(バスソルト・炭酸入浴剤)を入れる
- 代謝アップ&美肌効果
- 入る前にキムチを食べておく
- 体温を上げ、脂肪燃焼効果アップ
こちらの3つを準備してから入浴すると、よりダイエット効果&美容効果を期待できます。
とはいえ、あまりストイックにやりすぎるとお風呂の中で後悔しかねません。
まず最初は様子を見ながらやってみて、慣れてきたら上記の裏ワザを使ってみるのもいいかと思いますよ。
実践するタイミングは食後30分以上あける
高温反復浴を実践するタイミングは、食後すぐは避けるようにとされています。
食後すぐに運動しない方がいいというのと同じ理屈ですね。
食後、最低でも30分以上空けるのがベストです。
ですので、キムチを食べる際は30分前に食べるということになりますね。
また高温反復浴には食欲を抑える効果もあるとされているので、食前に行うのもよしとされています。
実践しやすいタイミングで行うといいでしょう。
実践頻度は基本的に毎日行ってOK
高温反復浴を行う頻度ですが、基本的に毎日行ってOKとされています。
毎日行えば、短期間で効果も実感しやすいと考えられます。
ただし、身体への負担も大きいですので、体調が優れない時は控えるなど、体調にあわせて行うようにしましょう。
入浴剤は完全無添加のものがおすすめ
ちなみに入浴剤は『エプソムソルト』など、なるべく完全無添加のものを使用されることをオススメします。
添加物が入っているものは、それだけ肌への刺激を与えてしまう可能性があります。
高温反復浴ではただでさえ出たり入ったりと肌の乾燥を招きやすいので、
入浴剤はなるべく負担の少ない完全無添加のものを選ぶようにしましょう。
公式サイトエプソムソルト
高温反復浴で痩せた口コミはある?
それでは高温反復浴で一体どれだけの方がダイエット効果を実感しているのでしょうか。
実際に痩せた人がいれば、今現在痩せない・・・と悩んでいる人にも励みになりますよね。
そこで高温反復浴を実践して痩せたという人の口コミをまとめてみました。
高温反復浴いいなーむくみがとぅるんととれた…1kgぐらい減った٩( ‘ω’ )و
— 油米脂砂糖蜜@もちこ (@motimoti2466) 2017年4月23日
お風呂前の体重 60.9㌕
お風呂後の体重 60.7㌕久しぶりの高温反復浴 ! お湯は若干ぬるかったけど0.2㌕減っててよかった 😊🔥
明日は熱い湯船に浸かりたい 😌#ダイエット— み 🐰 diet垢 (@__m_yuuuu) 2017年4月26日
緩めにやって0.8kgも減らせる高温反復浴凄い…!
半身浴だったら平均0.6kgぐらいしか落ちないのに🙄🙄— ___レナ___diet (@diet_83__0530) 2017年4月22日
高温反復浴って体重そんな変わらなくても体脂肪率3%は落ちるし、何より疲れがスッと消えたみたいで体が軽い!これは頑張って続ける価値ありだね。
— すてら@ダイエット&美容垢 (@Stella_diet) 2017年4月21日
このように高温反復浴によって痩せたという成功の口コミは実際に多数見受けられました。
上記口コミはSNS上の生の声なので、信ぴょう性としても確かだといえるでしょう。
適切な高温反復浴を行えば、ダイエット効果が実感できることが分かりますね。
まとめ
ご紹介した高温反復浴は、運動をする時間のない方、運動嫌いの方にオススメのカロリー消費方法です。
毎日やるのはしんどい、という方は週に2日程度、
または週末だけでもやってみると効果が出てきます。
単純に大幅なカロリー消費が出来る以外にも、痩せやすい身体づくりもできる、というのも嬉しいですね。
ただし、無理は絶対に禁物です。
しつこいようですが、実践する際は水分を必ず忘れないようにしてくださいね。