2017年1月16日に放送された『主治医が見つかる診療所』で
1日3分座ったままで痩せやすい体になれる瞑想法、
マインドフルネス
が紹介されました。
診療内科医師の貝谷久宣先生によると、
1日たった3分マインドフルネスをするだけでダイエット効果が得られる
というのです。
これは
「ダイエットはしたいけど動きたくない(笑)」
という方にはピッタリのダイエット方法ですね!
お金もかからず、どこでもできるこのマインドフルネス。
ぜひ1日に3分、時間を作ってやってみてください。
目次
マインドフルネスとは?
(出典:テレビ東京)
そもそもマインドフルネスとは何かというと、瞑想法のことなのですが
日本から世界に広まった座禅がルーツと言われています。
アメリカで座禅の健康効果が研究されており、瞑想することで
- 脳神経の活動が整う
- 精神が安定
- 不安や怒りのコントロールがうまくできる
と言われています。
現代では多くの医療の現場でもマインドフルネスが活用され、
- うつ病
- パニック障害
- 過食症
- 拒食症
など、心の病の治療に効果を上げているそうです。
また欧米では、
- 企業:従業員の体調管理の一環
- 小学校:情操教育の一つ
としてマインドフルネスが取り入れられていて、一般的にも広がりを見せています。
マインドフルネスが痩せやすい体を作れる理由は?
(出典:テレビ東京)
それでは、なぜ瞑想すると痩せられるのか。
その理由は、大きくわけて2つあるので詳しく説明します。
自律神経が安定する
マインドフルネスを毎日続ける事で脳がリセットされ自律神経が安定します。
そうすると、疲れていた胃腸が本来の働きに戻り、
ストレスなどによる食べ過ぎなども減る
ということから自然と痩せやすい体になっていきます。
また、このマインドフルネスを続けると食欲が落ち着くので
食べてストレスを解消するということがなくなる
のです。
なので、普段から食べ過ぎてしまっている方には大きな効果がみられると思います。
ストレス太りの解消
私たちは普段から大きなストレスにさらされています。
仕事や対人関係だけではなく天候によってもストレスがかかるといわれています。
ストレスがかかると、ストレス対抗ホルモンのコルチゾールが体内で分泌され、
- 血圧が上げる
- 血糖値が上がる
という肥満のもとを作り出してしまうのです。
これがストレス太りの原因と言われています。
しかし瞑想してリラックスすると、コルチゾールの分泌量が減少するので、
肥満予防になる
というわけです。
マインドフルネスのやり方は?
マインドフルネスのやり方をご紹介していきます。
1.お尻の下にクッションを敷き、あぐらを組んで楽に座る
(出典:テレビ東京)
このとき背筋をしっかり伸ばすことが大切です。
(出典:テレビ東京)
2.両手は自由な形でヒザの上にゆったりと置く
(出典:テレビ東京)
目は閉じても開けてもどちらでもOK
(出典:テレビ東京)
これが基本姿勢になります。
(出典:テレビ東京)
3.鼻からゆっくり息を吸う
(出典:テレビ東京)
お腹の中に息を溜めていくイメージで行います
(出典:テレビ東京)
4.お腹をへこませるようにゆっくりと鼻から息を吐く
(出典:テレビ東京)
吐く時は吸う時の倍の時間をかけてゆっくり行うことが大切です。
例えば、3秒で吸ったら6秒かけて吐き出します。
(出典:テレビ東京)
瞑想中は頭の中で呼吸を実況中継するようなイメージ。
「息が鼻から入ってくる・・・息が鼻から出ていく・・・」
と意識を集中しましょう。
ポイントは腹式呼吸!
(出典:テレビ東京)
このマインドフルネスは、鼻で息をする腹式呼吸がポイントになります。
お腹を大きく膨らます腹式呼吸は、普段の胸の呼吸に比べ
酸素を取り込む量が増えるので体の隅々まで酸素が運ばれます。
つまり、腹式呼吸を行うことで、
血流が良くなり代謝がアップ
するというわけです。
マインドフルネスのダイエット効果とは?
番組ではマインドフルネスを1年間続けている男性が、1年間で
−10kg
の減量に成功したとおっしゃっていました!
(出典:テレビ東京)
この男性がマインドフルネスを始めたきっかけはダイエット目的ではないようですが、
ストレスが軽減され自律神経が安定すると体にも大きな変化が現れることがわかります。
しかし、マインドフルネスはすぐに体重が落ちるわけではなく、
1ヶ月で1kgなど、徐々に結果が出るものなので焦らずのんびり続けましょう。
1日3分で心も体もスッキリするマインドフルネス
(出典:テレビ東京)
マインドフルネスでは、瞑想する時間は決まっていないので、
朝でも夜でも自分の都合の良い時間に行えます。
ダイエット効果だけではなく自律神経を安定させる面を考えると、
朝の瞑想は日中の集中力を高めるといわれているので、少し早めに起きて朝活するも良し。
反対に、夜に瞑想すると睡眠の質が良くなり熟睡できるようになるといいます。
このように時間によって効果が変わってくるのも面白いですね。
ウォーキングやジムで体を動かすなどの運動は、やる気がなければ必ず挫折してしまいます。
それに比べこの方法は自宅で簡単にできることもあり、かなりお手軽ですよね!
まずは3分、ぜひ時間を作ってやってみてください。
毎日忙しく過ごしているからこそ、こういう時間も大切だと思います。
心が軽くなってスッキリするので、とても気持ち良くなれますよ。