睡眠の質を高めることでダイエット効果が得られ、体重を減らすことができるのはご存知でしょうか?
毎日当たり前に行う『睡眠』。
ショートスリーパーなんて言葉もありますが、やはり人は眠ることは自然と行うものです。
寝ている時間、やっぱり幸せですよね。
そんな誰もが至福と感じる時間を上手くダイエットに繋げられたらダイエットの効率性を高められ、またダイエットに感じるストレスを軽減できるのです。
寝るだけでダイエットができたら、痩せることができたら、願ってもないダイエット方法ですよね。
今回はそんな寝るだけダイエットの方法とその効果について、口コミとともにご紹介していきます。
目次
ダイエット効果を高める『睡眠』とは?
眠るという行為は生まれてすぐから行います。
赤ちゃんは1日の大半を眠って過ごします。
そんな睡眠がダイエットを左右する…その理由はなんでしょう。
睡眠の質とダイエットの関係
睡眠とダイエットの関係を知る中でいくつか質問させてください。
Q2. ストレスを感じやすい
Q3. 暴飲暴食をしてしまう
Q4. 集中力が低下している
Q5. 些細なミスが増える
この質問の中であなたがYESと答えた数だけ、ダイエット効果を妨げる睡眠の質が低下しているということです。
睡眠の質を高めるということは、質問にあげた不快な症状、時に危険を高める状態を回避することができます。
不快な症状を無くすこと、危険を回避するということは健康状態を高め、気持ち的にも余裕が生まれ、体がうまく機能します。
つまりダイエットしやすい体作りの基盤を整えることができるのです。
あなたはただなんとなく眠りたいから眠る…眠れるような状態を作り睡眠をとっているかもしれませんが、寝ているつもりでも上記の質問にYESの答えが多い方は睡眠の質は低下しているということです。
寝ている=何もしない状態を同じ時間過ごしていても質の問題から得られる効果は大きく変わってきます。
質の高い睡眠から高まる効果
では、睡眠の質を高めることで得られる効果について見ていきましょう。
ダイエットとの関係性も見えてくるので、毎日行う睡眠の重要性がわかります。
疲労回復効果
私たちの体は疲れを感じると機能低下の原因になります。
また寝ているはずなのに疲れる…という状況は続けば続くほどストレスに変わります。
睡眠は溜まった疲労を回復させるために重要なことです。
しかし睡眠の質が低下してしまうと本来行われるべき疲労回復作用がうまく機能しなくなります。
睡眠中は体は休まっていても、その時間に成長ホルモンが分泌され、体の機能回復に働きかけています。
こうした作用が働きかけることでしっかり疲れをとり快適に朝を迎えることができるのです。
肥満防止効果
ダイエットとも大きな関係を持つのが睡眠です。
睡眠中に食欲コントロールを行うホルモンを正常に分泌させることで暴飲暴食を抑制させることができます。
食べすぎを防止しながら、質の高い睡眠から体の代謝機能を高めることができるので、痩せやすい体質に変えてくれます。
リラックス効果
ダイエットを上手く継続させるためには心のバランスも整えることはとても重要です。
ダイエット挫折の大きな原因はダイエットをしているという意識からのストレスです。
ストレスを感じると普段以上に食欲が増します。
食べることでストレス解消になるというのも人間のこうした我慢からくる発散に関係があるのです。
このようなダイエット挫折の原因にもなり、リバウンドの原因にもなる食のコントロールを行うためにもリラックス効果を高める睡眠は質が重要になります。
美肌効果
ストレスを感じると自律神経が乱れます。
自律神経が乱れると脳から送られ指令が正しく機能しなくなります。
脳から送られる司令にはホルモン分泌の作用にも影響します。
女性ホルモンの乱れから肌トラブルが起こりやすくなりますが、ストレスを感じることで肌トラブルを招くのも自律神経の乱れが関係しているのです。
つまり自律神経を整えることでストレスを溜め込まない、リラックス効果を高めらる質の高い睡眠は美肌効果も同時に高めてくれるのです。
集中力向上効果
脳から送られる司令が整うということは、自律神経が正常に機能している証拠です。
日中に集中力を高めるために優位に立つ交感神経が正常に機能し、夜には体を休めるためにリラックス効果を高める副交感神経が優位に立ちます。
私たちにその時その時に必要な神経がうまく機能することで日中は体を活発に動かし、脳の働きも高めてくれるというわけです。
睡眠の質が下がることで高まるリスク
質の高い睡眠から心身ともに嬉しい効果を高めることができるということは理解できたと思います。
体の健康、心の健康を保つことで、ダイエットしやすい環境、体を作ることできます。
こうして体の仕組みを知ることは求める効果を効率よく高めるためには何が必要かということが分かりますが、反対にリスクについても知ることは重要です。
肥満
睡眠の質が下がるということは内臓機能低下の原因になります。
そしてストレスも感じやすくなります。
ダイエット効果を高めるために必要な消化・吸収・排出作用の低下に加え、ストレスを感じやすくなってしまうので、体内に不要なものを溜め込みやすくなってしまいます。
心のコントロールを整えようと努力しても、効果が上手く実感出来にくい体に変化してしまっているのでダイエットへの意識も低下します。
ジワジワと脂肪を溜め込み、落ちにくいと言われるセルライトへ変化してしまうのです。
病気
どんなに見た目も綺麗にしても体の不調が現れると快適に過ごすことはできません。
ダイエットとは健康的に痩せることです。
しかし睡眠の質を高めることへの意識が低下すると、心のコントロールを行う自律神経は乱れ、近年増加するうつ病の発症リスクを高めます。
さらに現代病とも言われる生活習慣病の原因とも言われているのが睡眠の質の低下です。
様々な職業で生計を成り立たせる時代になりました。
その裏では睡眠を削ることを余儀なくされることで病気の発症リスクが高まっているのです。
生活習慣病が現代病と呼ばれるようになったのも社会の変化は大きな原因の1つです。
定時に出社し退社する時代ではなく、自分の時間でお金を生むことができる時代…だからこそ体をいつの間にか犠牲にしてしまっているのかもしれません。
ショートスリーパーという言葉を耳にするようになったのも最近のことです。
働き方の自由と言われると、このような生活を求める人からは理想かもしれませんが、そこで睡眠の質を低下させることは、健康を害する危険性も高まることは考えておいて欲しいですね。
寝るだけダイエット方法で痩せるためには?
少し硬いお話をしましたが、寝るだけダイエット方法で大事なことは
『睡眠の質を高める』
ということです。
痩せるためには睡眠の質を高めることが重要
睡眠は睡眠時間や、睡眠に充てる時間を気にするよりも質を大事にすることが重要です。
質の高い睡眠というのは日中に眠気を感じることなく、快適に体を動かすことができるという基準で判断しましょう。
今あなたが寝ているつもりでも常に日中眠気を感じるのであれば、それば睡眠の質が原因と考えてください。
睡眠の質を高めるというと少し難しいように感じますが、考え方を少し変えるだけで、少しずつ睡眠の質を高めることができるようになります。
寝るだけで痩せる方法!睡眠の質を高める10つのポイント
では、睡眠の質を高めダイエットしやすい体作りのための10つのポイントを紹介します。
①時間に制限を決めない
先述していますが、あまり細かく睡眠時間を決めなくても実は睡眠の質を高めることはできます。
体は体内時計が司っているので、その日の活動量に対応して自然も睡眠体制に入ることができます。
ただし、眠る時間に制限はつけなくてもある程度起床時間は一定にしておくようにしましょう。
また成長ホルモンの分泌が活発になるのは寝ている時間です。遅くても夜中3時までには就寝するようにしましょう。
②自然と起きる習慣を身につける
朝は目覚まし時計を使わずに一定の時間に自然と起きる習慣を身につけましょう。
自然と起きる習慣は繰り返すことで身につきます。
初めのうち目覚まし時計を使ってもいいのですが、ある程度体に起きる時間が定着してきたら自然と起きることを意識しましょう。
自然と起きる習慣を身につけることで明け方に分泌されるコルチゾールの働きから血糖値を上げる働きが増しダイエット効果も高まります。
③就寝前の食事に注意
快適に睡眠体制に入るためには寝見る前の食事にも注意しましょう。
私たちの体は深部体温が急激に下がったときに深い眠りにつくことができます。
この状態を作るためには胃の中を空っぽにすることが大事です。
眠る3時間前に夕食を済ませることで、深い質の高い睡眠を得ることができるので、睡眠時間を逆算して夕食の時間を決めるようにしましょう。
④気持ちを落ち着かせる
また睡眠体制に入る時にストレスを感じていたり、悩み事、考え事をしていると脳が活性化され睡眠に入る司令を上手く出せなくなります。
体を落ち着かせるアロマや温効果を与えるなどして気持ちも落ち着かせ、入眠体制を整えましょう。
⑤アルコールの摂取量を気をつける
毎日の晩酌が日課という方は、いつしかお酒に頼り睡眠をとっていないでしょうか。
アルコールを分解するためのアセトアルデヒドは覚醒作用があり、酔っ払うことで睡眠自体はとれても深い睡眠をとることはできません。
健康のためにも摂取量を決めること、休肝日を設けるようにしましょう。
⑥就寝前の刺激をなくす
眠る前のスマートフォンやパソコンなどの光は刺激になります。
就寝時に必要やメラトニンの分泌を妨げてしまうので、脳が覚醒状態になってしまいます。
さ、そろそろ寝ようと片手にスマートフォンを寝室に持ち込み、寝落ちするまでの間スマートフォンを操作している方も多いかもしれませんが、睡眠前のスマートフォン操作は睡眠を妨げます。
また就寝時に赤玉電球をつけたまま眠ると、肥満度が約2倍になるという研究結果も出ています。
あかりが刺激になり睡眠を妨げるだけでなく肥満の原因にもなることを考え、寝室は暗めに就寝前の刺激を与えないようにしましょう。
⑦激しい運動は逆効果
睡眠前に体を動かし疲れさせることで睡眠の質を高めることも確かにできますが、あまりにも激しい運動は交感神経が刺激され、副交感神経の働きを阻害します。
眠る前の運動はストレッチやマッサージなど軽めの運動を取り入れましょう。
体がほぐれ、適度に血行を高めることでリラックス効果が高まり質の高い睡眠へつなげることができます。
⑧入浴のタイミングも気をつける
入浴は就寝の1時間前がベストです。
体が程よく温まり自然と睡眠体制に入ることができます。
入浴のポイントとしては温度は38〜40℃のぬるま湯が深部体温を急激に下げる効果を高めます。
1時間前に入浴を済ませ、マッサージやストレッチで体をほぐすことでより効率よく睡眠の質を高めることができるようになります。
⑨快適寝具を選ぶ
睡眠の質を下げる大きな原因とも言えるのが、寝具です。
寝返りは適度に打つことが重要ですが、体勢が悪かったり、寝返りしにくい寝具だと寝返りが上手くできなくなります。
寝具はマットレスよりも、振動の伝わりにくいポケットコイルタイプがオススメです。
⑩朝の日差しをたくさん浴びる
最後に是非今日から取り入れて欲しい簡単な睡眠の質を高める方法を紹介します。
それが『朝の日差しをたくさん浴びる』という方法です。
朝起きてカーテンを開ける、太陽の日差しをたっぷり浴びることで、セロトニンを分泌させることができます。
セロトニンは睡眠の質を高めるために必要なメラトニンの働きをサポートします。
つまり朝どれだけセロトニンを体内に補うかどうかが質の高い睡眠に必要なメラトニンの働きを活性化させるかに繋がるのです。
毎朝ただカーテンを開けて、太陽の光を浴びるだけの簡単な方法なので是非取り入れていきましょう。
寝るだけで本当に体重は減る?その効果の口コミ
寝るだけで本当に痩せられる、体重が減るならば、ぜひ実践したいところですよね。
それでは実際にどれほどの人が、その効果を実感しているのか口コミをまとめてみました。
何日もずっと寝てただけなのに体重4キロも落ちてた(笑)
寝るだけダイエットみたいなのあるのかな???このままキープしておくれ、、、!!— 姫野 恋☺︎ (@Ren___H__puru) 2018年3月8日
昨日アホみたいに肉食って、体重計乗って驚くような数字たたき出しててんけど、今起きて乗ったら1キロ減ってた( ºωº )
なに?寝痩せ?寝るだけダイエット?
— 棗。 (@Kuroba2_natsume) 2018年3月18日
画期的なダイエットを思いついたんだけどありえないズボラな人にはうってつけの寝るだけダイエット
帰ってきたら歯磨いて風呂して寝るだけおしまい
自動的に夜ご飯は食べなくていいしゆっくり寝れるしラク。
どうしても寝れないなら歌はついていないゆったりしたBGMかけると秒で寝れるよ— 🐚フジツボ🐚 (@FUJITSUBODAYO) 2018年2月25日
このように実際に「寝ているだけ」でダイエット効果を実感している方はいらっしゃいました。
中には、
「寝ることによってご飯を食べずに済む」 → 「自動的に摂取カロリーが減る」
という流れで効率よく痩せている方もいるようですね。
寝ることは健康のためにも重要なので、ダイエット中もおろそかにしたくないところです。
まとめ
当たり前に行う睡眠の質を高めることは健康効果だけでなく痩せやすい体作りにもつながります。
睡眠の質を高め、成長ホルモンをしっかり分泌させることでアンチエイジング効果も高まり、特に女性にとっては嬉しい作用が一気に高まります。
シカゴ大学の実験でも寝不足の人は食のコントロールが上手く機能できずに太りやすくなると発表されているほど、睡眠とダイエットには大きな関係があるので、是非今日から質の高い睡眠を心がけ、痩せやすい体を作っていきましょう。