2018年10月3日にNHKのテレビ番組「ガッテン!」で紹介されたのが
ピントレ
と呼ばれる、ダイエットに効果的な筋肉を作り出す方法でした。
今までのダイエットにおける筋肉の常識を破るような内容が、話題になっています。
さらに血糖値を下げる効果も高いので、糖尿病やメタボの予防にも効果的!
そこで今回はテレビ番組「ガッテン!」で紹介された超スロースクワットダイエットの「ピントレ」について
- ピントレとはなにか?
- 正しい方法と足腰が弱い人でもできるやり方
- 血糖値を下げる効果や痩せる理由
など詳しく解説していきます。
目次
ガッテンで話題のピントレとは?
2018年10月3日にNHKのテレビ番組「ガッテン!」で紹介された、ダイエットに絶大な効果を発揮するピントレ。
名前だけ聞いてもどんなものかわからないですよね。
ピントレの内容はひとことで言ってしまえば
超スロースクワット
です。
1日15分、週二回行えば良いだけなのに
脂肪と糖の両方を燃やす
という効果があります。
ピントレで筋肉の「質」を変える!
スロースクワットですので、要は筋肉を鍛えることになります。
ですがピントレをしたところで筋肉量には変化がほとんど出ず、むきむきになるということはありません。
筋肉量が増えないんじゃ痩せない…と思うかもしれませんが、
ダイエットで本来大事なのは
筋肉の質。
人間の筋肉は
- 脂肪を消費しやすい持久力の赤筋
- 糖を消費しやすい瞬発力の白筋
こちらの2つで構成されています。
ところが、スロースクワットを行うことで白筋の中で赤いミトコンドリアが増加。
ミトコンドリアには
脂肪を燃焼してエネルギーを作る性質
があり、糖を消費する白筋肉と合わさることで
脂肪と糖の両方を燃焼する桃色の筋肉が生まれてくるのです。
モモちんの筋肉じゃん!∑(゚Д゚)
ホントにあったんだ!あー、夢幻大戦またやってほしいな〜
#ためしてガッテン #ザ・モモタロウ pic.twitter.com/0bxjG3kVoe
— ウオノメレーザー (@uonomelaser) 2018年10月3日
この桃色筋肉を作る運動=ピンクトレーニングということから「ピントレ」と番組では名付けられていました。
ピントレダイエットの正しいやり方
ピントレはいわゆるただのスロースクワットです。
ですが正しいやり方で行わないと、効果が半減したり体を痛めたりすることも。
番組で紹介されていたピントレの正しいやり方をご紹介いたします。
やり方
- 足を肩幅より広く開く
- つま先は30度ほど外へ向け、手は前に出す。
- 膝もつま先と同じ方向へ向け、おしりを引きながら10カウントかけて腰を落とす。
- 10数えたらさらに2カウント、そのままの姿勢でキープ
- ゆっくり元の姿勢に戻す。
- これを10回→少し休憩→10回→少し休憩→10回の計30回行う
【ポイント】
- 膝がつま先より前に出ないように
- 息がとまらないよう、必ず声を出して10数える
- 10のカウントは時計より遅いくらいのスピードで
- できるだけ膝と太ももが90度になるくらいまで頑張る
これがピントレの正しいやり方です。
また、足を大きく開くと負荷が弱くなります。
普通にやるのがキツイという方は足をもっと開いても良いので、とにかく10回を目指しましょう。
ピントレ!桃色筋肉増やしたい① pic.twitter.com/WbvoY3DZlZ
— あみゅ@産後ダイエット (@ldQYFTeTNjZYQuU) 2018年10月3日
ピントレ!桃色筋肉増やしたい② pic.twitter.com/ZisI7d2AxQ
— あみゅ@産後ダイエット (@ldQYFTeTNjZYQuU) 2018年10月3日
ピントレ結構キツい #ピントレ pic.twitter.com/qErop8kNAn
— せぴあ🐹 (@Sound_Nature) 2018年10月3日
【01】
血糖値が上がりにくい体になる<ピントレ>。桃色筋肉を増やすスロー筋トレだ。 #ためしてガッテン #gatten #ガッテン #血糖値 #血糖値を下げる #桃色筋肉 #ピントレ pic.twitter.com/zGLm3znMLT— ブレアリオス (@Briareos_knute) 2018年10月4日
足腰が弱い人向けのピントレ方法
番組では、足腰に不安がある方用のピントレ方法も紹介していました。
【足腰が不安な場合】
- 椅子に深すぎず浅すぎず座る。
- つま先を30度開く。膝もつま先と同じ向きに。
- 手間にテーブル、椅子の背など手をつけるものを置いてそれに捕まりながら立ち上がる。
- 手をついたまま、ゆっくり椅子に座るように腰を落とす
手をついているテーブル、椅子が支えとなってくれるため、安心してスロースクワットを行えますね。
慣れないうちはこちらのやり方で始めても良いでしょう。
ピントレは週に2回でOK!
ピントレは毎日やる必要はありません。
30回のスロースクワットを、週に2回やれば充分です。
だいたい休憩を入れても15分〜20分程度で終わるので、テレビを見ながらでもOK。
時間のない方や面倒臭がりさんでも、続けやすい運動ですね。
ピントレの効果を確実に出すために
ピントレは正しい知識を持っていないと、効果が出ないどころか怪我につながってしまいます。
そこでピントレの効果を確実に出すための注意点をいくつかご紹介します。
必ず負荷をかける
ピントレはやってみると結構きつい運動です。
そのため、やっているうちに負荷の少ない姿勢になってしまいがち。
必ず前太もも、裏太もも、おしりの筋肉が硬くなっていることを意識してやるようにしましょう。
おしりを落とす姿勢の時に、おしりの付け根に手をあててみると筋肉の硬さがわかりやすいですよ。
確認しながら行うと良いでしょう。
必ず10回は連続して行う
番組内では、「2回やったら休む、計10回とかでもいいの?」という質問が出ていました。
それに対しての回答はNO。
「それでは筋肉の本来持つポテンシャルを発揮できない」との事でした。
一番きついと思う7、8回目あたりからピントレ効果は出てきます。
きつくても10回は連続して行うようにしましょう。
高血圧・膝の悪い人は医師に相談を
ピントレは誰でも簡単にできるトレーニングですが、高血圧・膝に不安がある人は自己流でやらないのが吉。
必ず医師に相談してから、行うようにしましょう。
健康あってこそのダイエットですので、必ず守るようにしてくださいね。
ピントレの効果は?ガッテンの実践者は血糖値と体重が大幅に減少!
番組内では、ピントレを続けた方の結果も放送していました。
この運動を継続してやった方の結果がこちら。
- 3ヶ月実施で血糖値142→86、体重80kg→73kg
体重が7kgも落とせたのはすごいですね!
また別の方は…
- 2ヶ月実施で血糖値330→160
半分以下まで減らすことができたようです!
さらに1ヶ月くらいで
- 階段で息切れをしなくなる
- 日常動作で疲れにくくなる
といった風に、肉体的に変化が出てきます。
このようにピントレには
- 血糖値を下げる効果(糖尿病予防)
- ダイエット効果
- 体力を上昇させる効果
など多くの効果が期待できます。
まずは3ヶ月を目標に頑張ってみましょう!
チートデイこそピントレのチャンス!
番組では正しいやり方を指南していた先生が、
お酒を飲む日にやるようにしている
とお話ししていました。
お酒をピントレのご褒美として、おいしく頂くそうですよ!
お酒でなくても、チートデイや外食など、ダイエットのご褒美の日に合わせてやるとやる気も出てくるのはないでしょうか。
週に2回という回数がミソですね!
まとめ
NHKの「ガッテン!」で放送された「血糖値・脂肪に効果のあるトレーニング」のピントレについてご紹介しました。
記事をまとめると
- ピントレの正体はスロースクワット
- スロースクワットは脂肪と糖を燃やす新たな筋肉「桃色筋肉」を生む
- ピントレは1回30回、週に2回でOK
といった内容です。
最初こそ30回はきつい!と思うかもしれませんが、番組では結構なご高齢の方たちも頑張っていました。
自分にできないはずはない!という気持ちで、まずは3ヶ月を乗り切ってみてください。
一度桃色筋肉ができれば、太りにくい体が出来上がっていくはずですよ。
ピントレのやり方については、ガッテンの公式サイトでも紹介されていますので、あわせて参考にしてみてください。