女性なら誰しも一度はダイエットに取り組んだことがあると思います。
食事制限、有酸素運動など様々な方法がありますが、効果はうまく得られたでしょうか。
実は女性の身体には痩せやすい時期と痩せにくい時期があります。
痩せにくい時期にいくらダイエットに取り組んでも効果はそれほど期待できません。
逆に痩せやすい時期に行うことで、効率よく気持ちよくダイエット効果を得られるのです。
そこで女性に皆さんにお勧めしたいのが生理周期ダイエット。
生理周期ダイエットとは、生理前、生理後とで食事や運動を変えるダイエット方法になります。
タイミングによって痩せやすい時期と痩せにくい時期がありますので、やり方や効果、口コミ・評価などをまとめて紹介します。
目次
生理周期ダイエットとは?
女性の身体に周期的に起こる生理は、体内のホルモン分泌のメカニズムにより身体や精神的に様々な症状を引き起こします。
生理前には食欲が増進したり代謝が悪くなったりと、ダイエットどころか寝込んでしまう人も多いのではないでしょうか。
このように女性の身体にとって負担の大きい生理現象ですが、この周期的に起こる生理をうまく活用することで効率よくダイエットする
"生理周期ダイエット"
というものがあります。
減量効果はもちろん、体調の改善も見込める生理周期ダイエット方法のやり方を紹介したいと思います。
生理周期を把握しよう
生理周期ダイエットを始めるためには、まず自分の生理周期を把握することから始めます。
生理周期は通常28日でまわると言われていますが、この周期には個人差がありますし、定期的ではない方もいらっしゃるとおもいます。
定期的に生理が来る方は、定期的に行えるダイエットとして、安定していない方は生理が来た時にうまく利用できるよう参考にしてください。
生理周期ダイエット方法!タイミング毎のやり方とは
生理周期は、
- 生理前の黄体期
- 生理中の月経期
- 生理後の卵胞期
- 期間以外の排卵期
とだいたい4つの期間に分けることが出来ます。
この4つの期間で女性の身体の調子が大きく変わりますので、期間に合わせた行動のとり方でダイエットの効果も大きく変わります。
つまり、生理周期ダイエット方法のやり方は4つの期間ごとに、それに応じた行動をとっていくというものになります。
生理前(黄体期)
生理がやってくる前は、大変体調も気持ちも崩れやすい時期となります。
食欲は増進しますし、便秘やむくみなども起こりやすくなるため、一番体重が増加してしまう期間となります。
この期間に運動などのダイエットを行っても残念ながら効果は出ません。
ダイエット前の準備とバランスを崩している身体のために、デトックス効果のある食べ物を多く摂取することに徹底してください。
野菜やキノコ類を多くとり入れた料理で食物繊維の摂取を心がけたり、身体の水分を排出する効果のある、バナナやみかん、アボカド、プルーンといったカリウムを多く含む果物などを積極的に取り入れると良いでしょう。
また豆乳を生理前1週間~10日に取り入れると効果的ともされていますので、飲み過ぎは禁物ですが、1日200mlを目安に飲んでみるのもオススメです。
「生理中」(月経期)
生理中の期間は5~7日間と個人差がありますが、この期間もダイエットを行っても効果は期待出来ません。
生理中は血液の排出を伴いますので、ゆっくり体を休める期間にしましょう。
鉄分が不足しがちな方は、ホウレン草や小松菜といった野菜を、ミネラルを多く含んだ海藻類を食事に取り入れると身体の調子も整うかと思います。
また、生理中は基礎体温が低くなりますので、飲み物で身体を温めてあげるのもいいと思います。
「生理後」(卵胞期)
生理周期ダイエットの本番、この期間がダイエットに最適な期間となります。
生理が終わった後の身体は代謝が高くなり、わりと食欲も抑えられる時期にはいります。
生理前に増えてしまった体重はもちろん、それ以上の減量を見込める期間です。
生理が終わってからの1週間、徹底的にダイエットに取り組んでもらいたいと思います。
ウォーキング、ランニング、縄跳びといった全身運動・有酸素運動はもちろん、スクワットや腹筋といった運動もお勧めです。
やればやるほど、結果がついてきます。
ただ、決して運動量をものすごく増やせばいいということではなく、摂取カロリーより消費カロリーを多くなるよう心掛け、体調を崩さないようにダイエットに取り組んでください。
「期間以外」(排卵期)
生理後1週間が過ぎたあたりから女性の身体は排卵期に入ります。
この期間は生理前ほどではありませんが、排卵に伴い腹痛がおきたり出血を伴うなど様々な症状が出る時期でもあります。
そのため過激なダイエットは行わず、軽い運動やストレッチ、ヨガなどを行い、絞った身体をキープするイメージで過ごすと良いでしょう
生理周期ダイエットの効果
生理周期ダイエットの効果は、生理後の期間どれだけダイエットに取り組めたかで大きく変わってきます。
運動の方法にもよりますが、生理前にだいたい1kg(便秘やむくみなどによる増加分)増加するとみて、マイナス2㎏までは効果が期待できるでしょう。
ただ、数字にこだわりすぎて過度なダイエットによる減量は身体に悪く、リバウンドの危険性もでてきます。
全身の筋肉量を増やして日常生活での代謝をアップできるだけでもダイエット効果"あり"と言えますから、無理をしないようにしてください。
身長と体重のバランスもあり体型によって変わりますが、自分の体重の5%程、50㎏であれば2.5㎏位を目安に、効果が出るよう取り組んでもらいたいと思います。
また体重だけでなく部分痩せ効果も期待できますので、生理周期をうまく利用して引き締まった身体を手に入れることも出来るでしょう。
痩せやすい時期を掴むのが成功の鍵
生理周期を把握してメリハリのあるダイエットを行うことが成功の秘訣です。
生理が終わった後の1週間が勝負なので、そこでダイエットに取り組むようにしましょう。
生理周期ダイエットの口コミでの評価・評判
生理手記ダイエットを体験した方の口コミをまとめましたので、参考にしてみてください。
生理後の集中ダイエットで体重が少しづつ落ちてきました。
期間を決めて集中的に行うので、ダイエットが続かない私でも気軽に取り入れれました。
生理周期に意識を持つことで食事が改善され、いつしか不安定だった周期が安定するようになってきました。
これでダイエットも定期的に行えるので嬉しさ2倍です。
口コミの感想まとめ
生理周期ダイエットを取り入れてみた人の口コミをみると、ほとんどの方がうまく減量できています。
生理後期間集中ダイエットで、減量できたという方の他には、生理前後に取り入れたい食べ物に気を付けるうちに食事の内容が改善され、"生理周期が落ち着き始めた"という効果を得られた方も多いようです。
ただ単に体重を落とせるだけでなく、食事の改善や生活習慣のリズムづくりとしても生理周期ダイエットは大変効果的と言えるでしょう。
もちろん生理周期ダイエットがうまくいかなかった方の声もありますが、体質や体格によってはすぐには効果が目に見えてくるわけではありません。
ローマは一日にしてならず。継続して徐々に効果を期待して欲しいと思います。
生理周期ダイエットのメリット・デメリット
生理周期ダイエットのメリット・デメリットをまとめました。
メリット
女性特有の身体のメカニズムを利用したダイエットで、痩せやすい時期が定期的にやってくるというのが最大のメリットでしょう。
痩せにくい、痩せやすい期間がわかりやすく、一定期間に集中してダイエットに取り組む方法なので、継続しやすいダイエット方法です。
また、生理周期を4つの期間にわけて食事を意識しているうちに、身体の調子が良くなり、生理周期の安定や生理前の体調改善も期待できます。
デメリット
生理周期が定期的ではない方は、取り掛かりにくい、効果が出るまで時間のかかるダイエット方法となってしまいます。
また、生理周期に個人差があるように、排卵期が来るタイミングにも個人差があり、毎月のダイエットが不定期になってしまう場合もあります。
身体を休める期間の過ごし方をおろそかにすると、取り組んだダイエットの効果は一気に戻ってしまいます。
意識せずに取り組み、今くいかない月が続くとダイエット意欲が失せてしまうかもしれません。
生理周期ダイエット方法まとめ
女性の身体は、生理周期によって痩せやすい時期と痩せにくい時期にわかれます。
ダイエットをしても効果が出ないなんてがっかりしますよね。
生理周期を利用して、痩せやすい期間に効率のいいダイエットを行って、理想の身体を手に入れてほしいと思います。