2017年2月20日に放送された『名医のTHE太鼓判3』という番組でリバウンドなしダイエットの特集があり
その1つとして〝スローイートダイエット〟が紹介されました。
若い頃の体型を取り戻したい!と比企理恵さんが実際に2週間挑戦しました。
比企さんは普段から早食いで食べ終わるまで10分もかからず、
カレーや麺類は飲み物とおっしゃっていました(笑)
そんな早食いの方にぴったりのスローイートダイエットは
食事をよく噛んでゆっくり食べる
という簡単なダイエット法。
食事制限は一切なく、食べたいものを食べてOKという夢のようなダイエットなんですが、
実際に挑戦した比企さんは体重、体脂肪、中性脂肪、脂肪量の全てを減少させることができました!
一体どんなダイエット方法なのか、そのやり方を詳しく解説します。
スローイートダイエットの効果とは?
まずは、
なぜゆっくり食べると痩せられるのか?
そのメカニズムから見ていきましょう。
そもそも早食いの人は食欲のブレーキが効かないので、結果的に大食いになっている人が多いのです。
脳が満腹になったと判断するまでには、少なくとも15分はかかると言われています。
そこで時間をかけてゆっくり食べることで、少量でも脳が満腹になったと勘違いさせることができるのです。
つまり早食いの習慣を改善すれば、あまり食べなくても満腹感が得られるようになるということですね。
(出典:名医のTHE太鼓判3)
決して、食べたいものを我慢するわけではなく、
ゆっくり食べることで自然と食事量を減らすことができる
ということなのでストレスも少ないダイエット方法だと言えます。
スローイートダイエットのポイント
(出典:名医のTHE太鼓判3)
スローイートダイエットとは、名前の通りゆっくり噛んで食べるダイエットですが、
普段から早食いの人がいきなりゆっくり食べるのは少々難しいと思います。
そこで今回は内科医の川村優希医師がゆっくり食べるためのコツとして、3つのポイントを挙げていたので順に見ていきましょう。
1.一口食べるたびに箸やフォークを置く
次の一口まで間を置くことで早食い防止につながるので、
一口を口に運んだら一旦箸やフォークを置く
ようにします。
しっかり噛むことで満腹中枢を刺激することができるので、よく噛んで味わいながら食べましょう。
2.利き手と逆の手で食べる
利き手と逆の手を使うとなかなか思うように食材を掴めずに、口に運ぶまで時間がかかりますね。
これも早食い防止の効果があり、ゆっくり食べることができます。
慣れていないうちは全然食べていないのにお腹いっぱいになるはずです。
お箸だと扱いが難しすぎるという方は、フォーク等を積極的に使うようにすると良いでしょう。
3.噛み応えのある食材を選ぶ
(出典:名医のTHE太鼓判3)
食材選びにも少し工夫して、噛む回数が増えるような噛み応えのあるものを食べるようにします。
- キノコ
- 海藻
- 根菜
- 食物繊維
など、少し固いものを選ぶと良いでしょう。
食事制限は特にないこのスローイートダイエット。
実際に比企さんはお肉が食べたいと言ってステーキも食べていましたし、
特に我慢はしていない様子でした。
また、ステーキは赤身肉なので脂肪の燃焼を助ける効果もあり、ダイエット中でも摂って良い食材なのです。
ハラミやロースなどの赤身肉は噛み応えも抜群ですしおすすめですよ。
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スローイートダイエットの実践結果
スローイートダイエットを続けた比企さんは、2週間で
体重:−1.2kg
という結果になりました!
(出典:名医のTHE太鼓判3)
中性脂肪が非常に高く、動脈硬化のリスクもあると言われていましたが
中性脂肪:391→154
と半分以下に減少し、もう少しで基準値に入るところでした!(基準値50〜149)
(出典:名医のTHE太鼓判3)
まとめると、
- 体重:−1.2kg
- 体脂肪:34.3%→32%(−2.3%)
- 中性脂肪:391→154
- 脂肪量19.4kg→18.4kg
という全てを減らせたという結果に!
(出典:名医のTHE太鼓判3)
比企さんは元の体重が非公開だったのですが(笑)、ダイエットは大成功となりましたね!
噛み応えがないものを食べないと満足できなかったとおっしゃる比企さん。
揚げ物は柔らかいので食べたくなくなり、茹でたブロッコリーなど硬めのものばかりを食べていたそう。
また、食べるのに時間がかかるので途中で満腹になり
「今までペロッと食べていた量が食べられなくなったけど、まぁいいかって思うようになった」
ともおっしゃっていたので食事量と食欲がダブルで減ったことがダイエット成功につながったのですね。
スローイートダイエットを継続した結果
番組ではダイエット開始から3週間後のスタジオ収録中にリバウンドしていないか抜き打ちチェックが行われました。
箸やフォークを置いたり左手で食べたりと、スローイートダイエットを続けていた比企さんは
- 2週間後:−1.2kg
- 3週間後:−1.5kg
と、変わらず体重が減っていました!
(出典:名医のTHE太鼓判3)
普段から早食いの人にはぴったりのダイエット方法です。
ダイエットに成功した比企さんは、
「左手で食べるのは少し面倒だけど、すごく簡単なので続けられました!」
とおっしゃっていました。
普段の食事の際に少し気をつけるだけで痩せることができるなら嬉しいですよね!
ゆっくり噛んで食べるだけでできるスローイートダイエット、皆さんもぜひやってみてください。