豆乳を健康や美容のために普段から飲んでいる方も多いかもしれません。
しかし、飲み方を変えるだけで効果的にダイエットができることはご存知でしょうか?
豆乳を飲んでダイエットするにあたって、
- 飲む量
- 飲む時間
- 飲む時期
など、ダイエッターの方が抑えるべきポイントが幾つかあるのです。
そこで今回は豆乳ダイエットについて、正しいやり方はもちろん
- アレンジレシピ
- 口コミ
- 注意点
など徹底的に解説します。
豆乳のダイエット効果とは?
豆乳には様々なダイエット効果があります。
順に見ていきましょう。
「大豆タンパク質」はコレステロールを低下
豆乳は大豆からできていることはもうご存知ですね。
そのことから豆乳は大豆たんぱく質を豊富に含んでおり、
余分な脂質と結合し、悪玉コレステロールを下げる
という働きが期待できます。
また、大豆たんぱく質には「β-コングリシニン」という成分が含まれており、
- 内臓脂肪
- 中性脂肪
を低下させるということが実際の研究のもとで分かっています。
低カロリー高タンパクで代謝アップ
また、大豆たんぱく質は植物性なのでカロリーは低く、100gあたりを動物性タンパク質と比較すると
- 豆乳:46kcal
- 牛肉:316kcal
- 魚(鯖):318kcal
と、明らかにカロリーが低いことがわかります。
たんぱく質を十分に摂取しないと筋肉が減少して太りやすい体質になってしまいます。
なので、ダイエット中にたんぱく質を摂ると、
代謝がアップし、痩せやすい体を作る
ということができます。
つまり、低カロリーで高タンパクな豆乳はダイエット中に最適な飲み物と言えるのです。
「大豆サポニン」は高い抗酸化作用
大豆に含まれる大豆サポニンは抗酸化作用が高く、過酸化脂質を取り除くという効果があります。
わかりやすくいうと、
中性脂肪・コレステロール値の減少
に効果的で、さらに
- シミ、シワ
- たるみ
の改善にも効果があるので、アンチエイジングや美肌にも良い効果が期待できます。
その上、サポニンには血行促進効果もあるので、脂肪がつきにくくなる体質に導くことができるのです。
「大豆レシチン」は中性脂肪を減らす
豆乳の大豆レシチンは、体内のコレステロールを排出する効果があります。
これは
中性脂肪を減らす
という働きにつながり、動脈硬化予防にも効果的となります。
また、血管を綺麗にする働きがあるので、血流が良くなることで
- 冷え改善
- 肩こり改善
- 生活習慣病予防
など、ダイエットだけでなく健康にも良い効果が期待できるとされています。
「大豆イソフラボン」はホルモンバランスを整えて美肌効果も
「豆乳と言えば大豆イソフラボン」と言っても良いほど代表的な成分ですが、大豆イソフラボンには
ホルモンバランスを整える
という効果があります。
これは大豆イソフラボンが、女性ホルモンの1つである「エストロゲン」の働きと似ていることから期待できる効果で、
ホルモンバランスが整うことで
- PMS
- 更年期障害
などの緩和に役立ちます。
また、美肌効果も高いので
- 肌のターンオーバーを正常にする
- 肌の保湿力を高める
などの効果も期待でき、過剰摂取にさえ気を付ければ、綺麗になりたい女性の味方となる栄養素です。
豆乳ダイエットの方法は?
豆乳のダイエット効果が高いことがわかったところで、豆乳ダイエットのやり方をみていきましょう。
豆乳ダイエットのやり方は、
- 生理開始日7〜10日に行う
- 豆乳は食前に飲む
- 1日200mlを目安に飲む
という方法になります。
これにはしっかりと理由があるので解説します。
生理前に豆乳を飲む理由
- 生理前はダイエットの結果が出ない
- 生理前は太りやすい
そんな経験をした方も多いと思います。
これは、排卵してから生理が始まるまでの期間は
体が栄養を蓄えようと水分や脂肪を蓄積するようになる
という女性特有の症状です。
生理前は、女性ホルモンのプロゲステロンの量が増えるからダイエット効果が低くなるのですが、
この期間に豆乳を飲むことで女性ホルモンに似たエストロゲンを摂取できます。
そうすると、
プロゲステロンの脂肪を蓄える働きを抑制すること
ができるのです。
通常、生理前に溜め込まれた栄養は生理後にエネルギーとして代謝されます。
しかし、豆乳を飲むことで生理前の溜め込みを防げば、
体内にある脂肪をエネルギーに変換する
ということに繋がるので、豆乳ダイエットは生理前に行うと効果的となるのです。
1日200ml以上は摂取しない
豆乳はダイエット効果が高く、美容や健康にも良い飲料ですが、飲みすぎると
女性ホルモンのバランスが崩れる
と言われています。
これは大豆イソフラボンの摂取量がポイントとなってくるのですが、
私たち日本人は味噌や納豆・豆腐など、食事から大豆イソフラボンを摂取する機会は多いのです。
なので豆乳を飲みすぎると、大豆イソフラボンの過剰摂取となり、
- 生理不順
- むくみ
- 便秘
- 肌荒れ
などを引き起こす可能性があるので、1日200mlまでという適量を飲むようにしてください。
飲むタイミングは食前
豆乳ダイエットの飲むタイミングはいつでも良いとされていますが、豆乳の効果を最大限得られるのは
食前
になります。
食前に飲むことで食事による血糖値の上昇も抑えられ、満腹感も出るので食事量を抑えることができるのです。
なお、豆乳のダイエット効果を1日中感じるために、朝昼夜の3回の食前に分けて飲む方法が効果的です。
しかし、難しい場合は朝食前や夕食前でも効果は期待できるので、取り入れやすい方法で行うと良いでしょう。
また、間食を豆乳にする方法もおすすめです。
普段から間食が辞められない人は、豆乳に置き換えればカロリー減、空腹感を紛らわすことにつながりますので、より効果的なダイエットが行えると思いますよ。
豆乳の選び方は?
豆乳には、
- 無調整豆乳:味付けのしていないもの
- 調整豆乳:塩や砂糖で味付けをして飲みやすくしたもの
- 豆乳飲料:さらに果汁などを入れて味付けしたもの
と3種類あります。
豆乳ダイエットの場合、どれを選んでも効果は得られると思いますが、
ダイエット効果が最も高いものは「無調整豆乳」
です。
その名の通り、絞ったままの豆乳なので飲みにくいという方もいますが、そういう場合はのちに紹介する方法でアレンジしてみましょう。
どうしても飲めないという方は調整豆乳などでも良いですが、糖質とカロリーに注意して選んでください。
豆乳をアレンジして飲みやすく&ダイエット効果アップ
無調整豆乳はそのまま飲むには少し抵抗がある、そんな人におすすめの豆乳アレンジレシピをご紹介します。
また、ダイエット効果が高まるものばかりなので、ぜひやってみてくださいね。
豆乳甘酒
健康や美容に良い甘酒と豆乳を合わせたものです。
年齢を重ねても美しい、女優の
- 檀れいさん
- 永作博美さん
なども豆乳甘酒を普段から愛飲しているんだとか!
甘酒の効果は、飲む点滴とも言われているほど素晴らしいのでおすすめです。
⇒豆乳甘酒ダイエットの方法と作り方!効果的な飲み方やタイミングは?
バナナ豆乳
バナナもダイエット効果の高いフルーツで、バナナダイエットというダイエット方法も存在するほど。
作り方は
- バナナ:1本
- 無調整豆乳:200ml
をミキサーで混ぜるだけで出来上がりなので、時間のない朝などに作って、朝食として食べるのも良いですね。
バナナの甘みが豆乳を飲みやすくし、便秘改善の効果が高まりますのでダイエットにおすすめです。
⇒バナナダイエットの方法と効果は?正しいやり方と成功者の口コミ
コーヒー豆乳
普段からコーヒーを飲む人におすすめなコーヒー豆乳です。
いつものコーヒーに無調整豆乳を200ml混ぜるだけでできますが、
半量ずつにするとカフェオレのようになるので、
コーヒー嫌いの人でも飲みやすいのではないでしょうか。
コーヒーには、カフェインが含まれており、交感神経を活発にするので
脂肪をエネルギーとして使う
働きがあるので脂肪燃焼効果が期待できます。
⇒コーヒーダイエットの健康効果が凄い!おすすめ商品や飲み方は?
パイン豆乳
豆乳が苦手な人におすすめしたい、パイナップルと豆乳を混ぜ合わせたものがパイン豆乳です。
パインの味や風味は豆乳のエグさを消してくれるので、非常に飲みやすくなります。
作り方は、
- 無調整豆乳:200ml
- パイナップル:40g
をミキサーで混ぜるだけで完成です。
100%のパイナップルジュースでも代用でき、その際は300mlを豆乳と混ぜましょう。
また、パイナップルには食物繊維も豊富で、
糖質の吸収を抑える
効果も期待でき、脂肪燃焼を促す働きもあるので、ダイエット効果を高めてくれます。
豆乳ココア
ココアといえば甘くてダイエットに程遠いと思われがちですが、ココアには
- ミネラル:脂肪燃焼を助ける
- ポリフェノール:抗酸化作用
- カルシウム:痩せやすい体を作る
- 食物繊維:お通じを促す
などの効果があるのでダイエット効果がプラスされます。
また、豆乳と合わせることで飲みやすくなるので、こちらもおすすめです。
なお、ダイエット目的で飲む場合、ココアパウダーはカロリーの低い、無糖の純ココアを選ぶようにしましょう。
おすすめ低糖質豆乳飲料
「無調整豆乳は苦手だけど、自分で作るなんて面倒!」
そんな人には下記、低糖質豆乳飲料がおすすめです。
低糖質豆乳飲料には、
- イソフラボン
- 食物繊維
- 鉄分
など豆乳のダイエット成分はしっかり配合されているのに、その名の通り、糖質を90%もカットしている低糖質食品です。
さらにバージンココナッツオイルも含まれているので、
- 代謝促進
- 高い脂肪燃焼効果
などのココナッツオイルのダイエット効果も得ることができます。
味も美味しく仕上がっていますので、無調整豆乳が苦手という方も美味しく飲めると思います。
調整豆乳を飲むより、はるかにダイエット効果は高いので、無調整豆乳が苦手という方は上手く活用してみてくださいね。
豆乳ダイエットの口コミ
豆乳ダイエットで実際に痩せられている方は多数いらっしゃいます。
そこで一部ではありますが、豆乳ダイエット実践者の口コミをピックアップしました。
豆乳ダイエットめっちゃオススメする 私簡単に10キロ痩せたよ元が今よりもっとクソデブだったからってのはありますけど
— マッハ(^-^)cバボ (@u_0214) 2017年4月17日
@Su_3_OCD 朝ご飯、豆乳と甘酒混ぜたやつにするとワイはめっちゃ痩せたで………..
— みっきゅ (@mikkyu_xx) 2017年3月10日
@yuuka_k2
豆乳ええで❤️
うちダイエットしてたとき豆乳毎日飲んで痩せたの❤️
お豆は身体に良い👌— A (@3l__xo) 2017年3月7日
生理前に無調整豆乳飲むやつ続けてた時期あった、乳はでかくならなかったけど痩せたよ
— (๑╹◡╹) (@_Almagest) 2017年1月31日
意識的に豆乳バナナ飲むようにしてからマイナス三キロ。
精神的にやられてご飯食べれなかったのも加味されるかもだけど、痩せたなぁ。— ぱんだs (@d_pandas) 2016年11月16日
以上、豆乳ダイエット成功者の口コミを一部紹介しました。
口コミの中には、青汁と豆乳を混ぜて飲んでいる、青汁ダイエットと豆乳ダイエットを組み合わせて実践している人もいました。
青汁豆乳もダイエット効果が高いのでおすすめの一品です。
⇒通販で人気のお試しできる青汁を比較!効果の高いおすすめは?
まとめ
豆乳ダイエットは、正しいやり方で実践すれば成功しやすいダイエット方法です。
実践される際は、
- カロリーオーバーにならないよう、食事内容に気をつける
- 過剰摂取にならないように1日200mlまでに抑える
ということを踏まえて実践するようにしましょう。
また豆乳ダイエットはホルモンバランスが整うということから、
女性の方はダイエット目的だけでなく、バストアップ目的に飲むのもオススメです。
ぜひ美しい体作りに、豆乳を取り入れてみてくださいね。