カレーといえば、子供から大人まで大好きなメニューの1つですよね。
「カレーライスは飲み物」という言葉もあるくらい、ついつい食べ過ぎてしまう食べ物ではないでしょうか。
筆者もカレーは大好きなので、食べ過ぎてあとから後悔します(笑)
しかし、2017年1月13日に放送された『その原因、Xにあり!』という番組で紹介された
あずきカレー
にするだけで太りにくいカレーが出来上がるのをご存知ですか?
「カレーにあずき?」と思われますが、
インド料理でおなじみのひよこ豆カレーというものがありますよね。
実は、豆とカレーは相性抜群なのですよ。
「カレーは好きだから我慢したくない!」
という方、ぜひこのあずきカレーを作ってみてください。
今回はあずきカレーの痩せるメカニズムと作り方をご紹介します。
カレーが太る原因は?
カレーライスは材料によっても変わってきますが、一皿で
約700~850カロリー
と言われています。
通常の食事の中でもカロリーは高い方に入りますね。
また、カレーライスはトッピングでも楽しめるので、
トンカツをのせてカツカレーにしたらカロリーは跳ね上がってしまいます。
しかし、カレーライスが太る原因はそれだけではないのです。
小麦粉が多い!
(出典:フジテレビ)
カレールーはスパイシーで美味しさの素ですが、多いもので
4割が小麦粉
といわれています。
小麦粉は炭水化物です。
なので、ご飯の炭水化物もプラスされて
カレーライスという食べ物は炭水化物ばかりの食事になってしまうのです。
炭水化物は多く摂取すると太る原因となる
炭水化物は人間にとって欠かせない3大栄養素なのですが、
多く摂りすぎると太ってしまう
という特徴があります。
体内に入った炭水化物は消化されると糖となって血液に吸収され、
そこから筋肉や肝臓に運ばれ、エネルギーとして使うために蓄えられます。
しかし、多く摂ってしまった炭水化物、つまり使いきれない糖は
脂肪になって蓄積されてしまう
のです。
これが「炭水化物が太る原因」と言われているメカニズムです。
カレーライスは多く食べてしまいがち
通常の食事と比べて、カレーライスにするとご飯を多く食べてしまうようです。
お茶碗1杯150gに対し、カレーライスのお皿は約200~300g
と無意識に多く盛ってしまうのです。
また、カレーは美味しく食べやすいのもあり、ついついおかわりしてしまいますよね。
カレーは普段の食事量の倍以上を無意識で食べてしまう恐ろしい食べ物なのです(笑)
しかし、カレーは美味しいので我慢したくありませんよね。
そこで普通のカレーに比べて
断然に太りにくくなる
あずきカレー
の登場になるというわけです。
あずきの太りにくくなる成分とは?
あずきには
- ポリフェノール
- サボニン
という太りにくくなる2つの成分が含まれているのです。
それぞれについて順に説明しますね。
ポリフェノール
ポリフェノールには
糖の吸収を抑える
効果があります。
そもそも炭水化物は、そのままでは体内に吸収できないため、
消化酵素が糖を分解し体内に吸収されます。
ポリフェノールはその消化酵素の働きをブロックするのです!
なので、炭水化物が吸収されるのを抑えてくれるのです。
サポニン
サポニンとは身体の中で、
- コレステロール
- 中性脂肪
が作られるのを抑えてくれます。
ポリフェノールとサポニン、2つの成分を同時に摂取することによって
脂肪を溜め込みにくい身体
に変えることができるのです。
また、この2つの成分は水に溶けてしまう特徴があるので
煮汁ごと使うあずきカレー
は、しっかりと成分を体内に取り込めることが可能なのです。
あずきカレーのレシピと作り方
(出典:フジテレビ)
それでは“あずきカレー”の作り方をご紹介していきます。
材料
材料は基本的に
普通のカレーを作るのに必要な材料 + あずき
となります。
あずきの量は1人前50gが目安です。
また、あずきは事前に水に浸ける必要はないのでそのまま調理できます。
作り方
1.鍋に水とあずきを入れて火にかける
(出典:フジテレビ)
2.沸騰したら弱火で30分煮る
(出典:フジテレビ)
3.別の鍋で通常のカレーと同じように具材を炒める
(出典:フジテレビ)
4.炒めた具材にあずきを煮汁ごと入れ、再び煮込む
(出典:フジテレビ)
5.カレールーを入れる
(出典:フジテレビ)
以上で太りにくいあずきカレーの出来上がりです!
普通のカレーに少しアレンジを加えるだけなのでとても簡単ですね。
そして、このあずきカレーを食べる際の付け合わせにひと手間加えると
よりダイエット効果が得られるので、そのアレンジ方法もご紹介します!
らっきょうを付け合わせにする
(出典:フジテレビ)
らっきょうには食物繊維が含まれているので
腸の働きを活発にして太りにくい体にする
という効果があります。
らっきょうは通常サイズで約3個が目安。
カレーを食べながら合間にらっきょうを食べて、ダイエット効果をアップさせましょう。
らっきょうの甘酢もカレーにかける
(出典:フジテレビ)
そして、らっきょうに含まれる食物繊維も水に溶けてしまっているので
スプーン2杯分の甘酢をカレーにかけましょう。
そうすることで溶け出した栄養素をしっかりと摂取できるようになり、
ダイエット効果の高いあずきカレーの完成です。
(出典:フジテレビ)
番組で実際にこのあずきカレーを試食されていましたが、
甘酢をかけたのにも関わらず、らっきょうの酸っぱさは感じられなかったようです。
らっきょうが苦手な方も一度試してみる価値ありですよ!
糖質が気になる方はご飯の量を減らすなどをして調整してください。
あずきを入れることで“かさ増し”効果もあるので、少量でも満足できると思います。
カレーが食べたくなったら、食べ過ぎても後悔しない「あずきカレー」をぜひ作ってみてくださいね。