もち麦が内臓脂肪を減らす最強の食材として、テレビ番組『名医のTHE太鼓判』にて紹介されました。
実際に、もち麦ダイエットに挑戦したお笑い芸人の3人はたった10日間で大幅に内臓脂肪を減らすことに成功しています。
脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪の2種類がありますが、内臓脂肪は生活習慣病など病気の原因になるため、特に注意したいものになります。
そこで今回はもち麦でなぜ内臓脂肪が減るのか、そのダイエット効果・効能とともに、『名医のTHE太鼓判』で紹介された
- もち麦ごはんの炊き方
- もち麦雑炊のレシピ・作り方
- ダイエットに効果的な食べ方
- 購入方法・通販の取り扱い
などをまとめていきます。
目次
もち麦は内臓脂肪を減らす最強の食材
2018年7月9日放送の『名医のTHE太鼓判』では、「内臓脂肪を落とすと元気になるSP」として内臓脂肪を落とす最強食材が紹介されました。
その食材というのが・・・
もち麦
になります。
かなりブームになっている食材なので、今では知らない人も少ないと思いますが、
もち麦とは、大麦の一種
になります。
「もち」という名前のごとく、もちもちした食べ応えが人気の秘訣となり、栄養面の特徴として
豊富な食物繊維が含まれている
ということが挙げられます。
もち麦で内臓脂肪が減る理由
もち麦に含まれる食物繊維の量は、
- 白米の25倍
- 玄米の4倍
- 押麦の1.5倍
- ゴボウの2倍
だと言われています。
もち麦は水溶性食物繊維と不要性食物繊維をバランスよく含み、
とりわけ注目されている成分が水溶性食物繊維の一種である
「βグルカン」
です。
βグルカンは水を含むことでゲル状になるため、糖質や脂質の吸収を抑制して、排出を促す効果が高いのです。
これにより
- 糖質の吸収が抑えられることで血糖値の上昇を抑制
- 脂質の吸収が抑えられることでコレステロール値を下げる
- 食物繊維による腸内環境の改善
などの効能が見込め、内臓脂肪を減らす効果や便秘解消効果などが期待できるのです。
またもち麦は白いご飯と同じ感覚で食べられる一方で、白米に比べて、低糖質で低カロリーでもあることから、カロリーという面でみてもダイエットに最適な食材だと言えます。
これらのことから、もち麦が内臓脂肪を減らすのにもってこいの食材だと言われているわけです。
もち麦ごはんの炊き方とおすすめレシピ
まずはオーソドックスな『もち麦ご飯』。
『名医のTHE太鼓判』では、もち麦ごはんの炊き方として
白米ともち麦を7:3の割合で混ぜる
という炊き方がおすすめだとして紹介されました。
この割合で炊くことで、もち麦の臭みを抑えることができ、白いご飯とほぼ変わらない感覚で食べることができます。
もち麦が苦手という方は上記の方法で炊いてみるといいでしょう。
ただ「もち麦」の味に抵抗がない方は、もち麦の割合を増やしたり、または白米よりも食物繊維が豊富な押し麦や玄米などに変えて炊いてみるのもおすすめですよ。
少しでも効果的にダイエットしていきたい方は試してみてください。
具体的な炊き方は、普通にご飯を炊くのと同じように炊飯ジャーで炊くだけですが、以下にて詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
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もち麦雑炊の作り方
『名医のTHE太鼓判』で紹介された「もち麦雑炊」の作り方です。
材料
- 加熱済みのもち麦:1パック(40g)
- お吸い物(松茸味):2袋
- 輪切りねぎ:1パック
- 絹ごし豆腐:1丁
作り方
- 豆腐を1口大の大きさに切って鍋に入れる
- 鍋に輪切りねぎ、水360ml、もち麦1パック(40g)、お吸い物のもとを加える
- 火をかけて沸騰するぐらい温めれば完成
美味しく食べられる上に、雑炊の状態になることで消化もしやすくなり、また水分を多く含むことから腹持ちも良くなります。
簡単に作れてダイエットにも効果的なので、ぜひもち麦ダイエットをする際には作ってみてください。
その他にも、
- もち麦入りの五平餅
- もち麦を練って焼いたもち麦団子
- もち麦団子をニンジン・しめじ・白菜入り味噌汁に加えたもち麦味噌汁
などアレンジはし放題なので、普段の料理に「もち麦」を加えて自分流のもち麦レシピを作ってみるのもおすすめですよ。
もち麦のダイエットに効果的な食べ方
『名医のTHE太鼓判』では、もち麦を食べる際に意識したい、ダイエットに効果的な食べ方も紹介されました。
きゅうりと一緒に食べる
まず意識したいのが、
もち麦と一緒に薄切りにしたきゅうりを1本食べる
ということです。
きゅうりと一緒に食べることで、早食いを防止でき、その結果、血糖値の上昇が抑えられてダイエット効果や満腹効果につながります。
また、きゅうり単体にも
ホスポリパーゼ
というダイエットに効果的な成分が含まれています。
ホスホリパーゼは脂肪分解酵素であり、よく噛んで食べるほど吸収力が高まるので、食べる際はよく噛んで食べるようにしてください。
吸収力をより高めるために、薄切りではなく、すりおろして食べるのも効果的ですよ。
きゅうりが苦手な方もいるかもしれませんが、ダイエットに向いている食材ですし、アレンジすることで美味しく食べることも可能です。
きゅうりのダイエット効果やダイエットにも効果的なレシピについては、以下に詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
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水を飲む
続いて、意識したいのが
食事中に水を飲む
というものになります。
もち麦ご飯と一緒にコップ一杯、200㏄程度の水を飲むことで、満腹感を高めることができます。
水を飲むのを忘れがちになってしまう人は、さきほどの雑炊にして食べるのもありです。
雑炊にすれば必然的に水分も併せて摂取することになります。
雑炊が作れる方は雑炊を、作るのが面倒な方は水を飲むことを意識してみてください。
もち麦ダイエットは本当に10日間で内臓脂肪を減らした結果
2018年7月9日放送の『名医のTHE太鼓判』では、内臓脂肪に悩みを抱えるお笑い芸人3名(原西さん、近藤さん、ナダルさん)がもち麦を取り入れたもち麦ダイエットに挑戦されました。
内臓脂肪は、最悪の場合、命にかかわる病気の原因になってしまうほど気を付けなければならないものになります。
一般的に、内臓脂肪の面積が100㎡以上ある人は注意が必要なラインになり、今回もち麦ダイエットに挑戦した3人は全員がこの基準をオーバーしていました。
そういった経緯から今回、テレビの企画でもち麦ダイエットに挑戦したわけですが、その結果、みごと3人ともたった10日間で
- FUJIWAEA・原西さん
- 130㎠⇒108㎠
- ニッチェ・近藤さん
- 137㎠⇒95㎠
- コロチキ・ナダルさん
- 115㎠⇒82㎠
と大幅に内臓脂肪を減らすことに成功されました。
見た目にも痩せていることが確認でき、もち麦のダイエット効果の高さがうかがえる結果となりました。
もち麦の購入方法!通販でも買える?
もち麦はスーパーなどでも購入することは可能ですが、取り扱いのあるところとないところがあります。
また最近では「もち麦ブーム」になっているため、品切れになっている場合もしばしば。
そんな「もち麦」ですが、Amazonや楽天といった通販サイトにて取り扱いがあるので、そちらもチェックしてみるといいでしょう。
まとめ
『名医のTHE太鼓判』でも紹介されたもち麦についてまとめると、
- もち麦は内臓脂肪を減らすのに最適な食材
- もち麦に含まれる水溶性食物繊維βグルカンには糖質や脂質の吸収を抑制して、排出を促す効果がある
- もち麦レシピとしておすすめなのは「もち麦雑炊」
- ダイエットに効果的な食べ方は、もち麦とあわせて「きゅうりを一緒に食べる」「水を飲む」
でした!
もち麦でダイエットしたことがない方は、ぜひ1度トライしてみてくださいね。