「毎日歩いているのに痩せない、効果が出ていない気がする・・・」
そんな悩みをお持ちの方は、もしかしたら歩き方が良くないのかもしれません。
2018年4月25日放送の『ソレダメ!』でダイエット・脂肪燃焼に効果的なウォーキングのやり方が紹介されました。
ここではその内容について、歩くのに適した靴・シューズの選び方と正しい歩き方、カロリー消費量の多い速度などをまとめました。
目次
『ソレダメ』で紹介されたウォーキング方法
2018年4月25日、テレビ東京系で放送された『ソレダメ!』で、
脂肪燃焼に効果的な痩せるウォーキングの方法
が紹介されました!
教えてくれたのは、歩きの達人でウォーキングインストラクターである園原健弘先生。
『ソレダメ!』という番組名の通り、ソレダメな例を紹介しながら、歩きの基本とともにダイエットに効果的な方法をレクチャーしてくれました。
靴・シューズの選び方と履き方
まずウォーキングする際に使用する靴の選び方ですが、ジョギングシューズはソレダメな例。
かなり意外な結果ですが、理由として、クッションが良いため、地面を蹴った際に生じる推進力を吸収しすぎ、それによって筋肉が疲れすぎてしまうからです。
では、ソレマルな正しいシューズの選び方は、ソールの前後に差がない高さが真っ平らなシューズを選ぶことと紹介されました。
ソールとは、「つま先からかかとにかけての厚み部分」のことになります。
具体的には、以下のようなシューズが理想的です。
スニーカーを選ぶと、ソールが真っ平らなものが多いです。
そして靴を履く際は、つま先を上げたまま靴を履き、つま先から順に紐を閉めるように履いてください。
かかとを地面につけて、つま先を上に浮かすということです。
こうすることで、足先部分に余裕を持たせて履けるため、靴ずれを防止することができます。
正しい歩き方
靴が履けたら、続けて正しい歩き方です。
紹介された方法は、
- 胸・みぞおち周辺から足を振るイメージで歩く
- 腰回りにある大腰筋を意識すると足が上がって早く歩ける
- 足を地面につける際は、かかとからしっかりとつける
- かかとをつけることで、ふくらはぎが伸び縮みし、血液が送られる(より代謝が良くなる)
という2点です。
また歩いている際に意識することとして、
- 目的地は決めずに、周回できるようなコースがオススメ
- ノルマを決めてしまいがちになるため
- 息を吐くことを意識して歩く
- 息を吸う方は意識せずとも吸うため
ということを意識すると、より集中して効果的なウォーキングができます。
ダイエット・脂肪燃焼に効果的な歩き方
ここまでは歩き方の基本となる正しい方法になります。
続けて、ダイエット・脂肪燃焼に効果的な歩き方が紹介されました。
すなわち基礎代謝を上げて、よりカロリーが消費できる歩き方ですね。
ジョギングするのと歩くので、どっちの方がカロリー消費量が多いかというと、当然ジョギングの方が多いイメージがありますよね。
しかし、歩く際のスピードによって、ジョギングする時よりもカロリー消費量が多くなるのです。
ちなみにジョギングと歩きの定義はそれぞれ
- ジョギング:前に進む際に両足が地面についていない
- 歩き:前に進む際に両足が地面についている
のようになります。
ジョギングの場合、腱が伸び縮みすることでエネルギー消費量が減るのです。
一方で、歩きの場合は腱を使用せず、筋肉を使用するため、エネルギー消費量が多いのです。
では、脂肪を効果的に燃焼するための歩く速度はというと、
少し早めの時速8キロ以上で歩く
という方法になります。
以下、具体的に時速8キロで歩くにはどうすれば良いのかレクチャーしますので、「正しい歩き方」は守った上で実践してみてください。
時速6キロで歩く方法
まず参考までに時速6キロで歩く方法になります。
- 1秒間に2歩、1分間に120歩
- 日常の歩行より少し速く、苦なくしゃべれるくらい
ソレダメの参考動画
シンプルに好き pic.twitter.com/9VmjLpS0yW
— 増 田 野 (@NEWS_masudano) 2018年4月25日
時速8キロで歩く方法
続いて、ダイエットに効果的な時速8キロの歩き方は以下の通り。
- 1秒間に3歩、1分間に180歩
- ギリギリ話せるくらいのスピードが脂肪燃焼に効果的
- 歩く時間は10分程度がおすすめ
ソレダメの参考動画
かわいい☺#NEWS #増田貴久 #ソレダメ pic.twitter.com/8XGebS57As
— 増 田 野 (@NEWS_masudano) 2018年4月25日
認知症予防にはマルチタスクウォーキングが効果的
ちなみに、『ソレダメ』では、認知症予防に効果的な歩き方も紹介されました。
こちらは他のことを行いながら歩くということで、
マルチタスクウォーキング
と命名されています。
具体的に番組で紹介された歩き方は、
- 前の手でパー、胸の手でグーという要領で、左右の手で前後入れ替えながらグーパーを繰り返す
- 算数の引き算を行う
これらを行いながら、歩くという3つのタスクを同時に行ったウォーキング方法になります。
マルチタスクウォーキングの参考動画
常にカメラを気にしてる増田くん本当に愛おしいです。ありがとう。#ソレダメ #まっすー pic.twitter.com/xMbIyVFvrX
— ち ゃ む (@cham__tm74) 2018年4月25日
早くまっすー回ってこないかなーって思いながら…
カメラ目線のあなたがかわいすぎ笑
編集が長過ぎたらごめんなさい🙏#増田貴久 #ソレダメ pic.twitter.com/8kN8ZII84g— 増田のまっすー💛 (@lMtvuXH5foMI60M) 2018年4月25日
痩せるウォーキング方法を教えてくれた園原健弘先生
今回のウォーキング方法を教えてくれた園原健弘先生は、バルセロナ五輪に50キロ競歩で出場した元オリンピック選手です。
歩き方に関する書籍もいくつか執筆されています。
つまり、今回のソレダメで紹介された内容は、歩きのスペシャリストが教えてくれたウォーキング方法なわけなので、効果の信頼性としては高いと言えるでしょう。
まとめ
内容をまとめると、
- 靴はソールが平らなものを選び、履き方はつま先を上げながら履く
- 歩き方は、みぞおちあたりから足を動かす意識で、地面にはかかとからつける
- ダイエット・脂肪燃焼には時速8キロ以上で歩くのが効果的
- 認知症予防には、歩きながら複数のタスクを行うのがおすすめ
となります。
普段から歩いている人で、「なかなか効果が出ない」「痩せない」など悩んでいた方は、ぜひ一度意識してみてくださいね。